大きな地震が 熊本 大分 と、発生して 余震も多くて 気が気ではない毎日を お過ごしの事と思います。早く復興される事を願っています。
今朝 ラジオを聞いていると
「 岡山藩と フランス人のドンパチが あって・・外交問題になり・・・切腹・・?・・・あの有名な 五代友厚も出てくるんですよ。」
で ピクッ

NHKの朝の連続TV小説 「あさが来た」の 大ファン で よく見てた私にしてみたら
「あの あの 五代様 」といった感じで
調べました。
「神戸事件」と言って 明治新政府が誕生して半月余り経った頃の出来事で 備前岡山藩家老=日置帯刀(ひきたてわき)家臣が 神戸三宮神社辺りで部隊の列を横切ろうとしたフランス人水平に 槍で傷つけたところから 重大な国際問題に発展した大事件です。
当時は 隊列を横切るなんて ”切り捨て御免”は OKでしたから日置部隊は当然だったのです。
それに対して 湾内に停泊していた英仏両国の艦船からは陸戦隊が上陸して来て、居留地防衛の名目で神戸の中心部を軍事統制下に置いてしまいます。
そして「事件は岡山藩のみならず、日本政府の責任でもある」として、陳謝・賠償などを強硬に要求して来ました。
国際的な認知がなく また列強に全面的に屈服するほか無かったことから 歴史に あまり取り上げられていないそうです。
もっと 調べてみたら 歯科にも関係が・・・

と、いうのも その部隊の、一員であった高山紀齋は のちに 明治23年(1890年)に高山歯科医学院(東京歯科大学の前身)を創立することになるのです。 日本で最古の歯科大学です。
岡山に そんな有名人が いたとは びっくり

です。