
寒くなってきましたが、お変わりないですか?
10分程度で読める冊子が 好きで また 見つけました。
素敵な 言葉を・・・
作者さんが この夏 60代半ばの仲のいいお友達をくも膜下出血で 亡くされ 急にいなくなる寂しさを 経験されました。
告別式の最後に 家族を代表してあいさつに立った娘さんの言葉に 少し救われたそうです。
娘さんは 子供の頃から 母親が朝早く出ていき 帰ってくるのも遅く 寂しくて よその家庭をうらやんだこともあったそうです。でも中学生になった頃から 考えが変わって 母の仕事に対する熱心さ、バイタリティを 理解できるようになりました。 母親が 祖父(母親の父)の葬儀で ”あっぱれな生き方だった”とほめていた話を紹介しながら ”お母さんは あっぱれな生き方でしたよ と」。
わが子にこんな言葉をささげてもらうなんて 最高の幸せだろうと、思われたそうです。
また 今年の夏に105歳で亡くなられた医師の日野原重明さんがこんな言葉を遺していらっしゃることにも感銘をうけたそうです。
「人間にとって最も大切なのは、命の長さだと思っている人は多い」しかし、重要なのは「いかにして 命を使ったか、すなわち、人生の質である。」
本当にその通りだなと お友達の死で 改めて思ったそうです。
日野原先生は こうも言っておられます。
『死はグッバイではなく、シー・ユー・アゲインです。天国でまたお会いしましょう、というしばしのお別れです』
そう思えば 別れの悲しさも 少し やわらぐ気がするのです、と。
与えられた寿命を 精一杯生きる ってことが 大切ですね。
